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我々が記録した愛知県防災航空隊の活動(主に訓練)を写真で紹介しています。

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「安全に撮影する」ということ  

“防災ヘリ活躍の場の特性”

航空機の撮影を行う方は、全国に多数いらっしゃいます。
その多くは、空港や自衛隊基地といった場所で撮影される方ではないでしょうか。
そのような場所は、人の立入りが厳格に制限され、管理された場所といえます。

防災ヘリもそのような場所から飛び立つものの、訓練を含めた活動のために離着陸等する場所の多くは
場外離着陸場(通称:場外)と呼ばれる、普段は野球場であったり、公園であったりする場所。
場外の形態は様々ですが、フェンス等でしっかり囲われた場所ではなかったり、様々な飛散物があったりと、
要は空港のように厳格に管理されて安全が確保された場所ではありません。

このような場所で防災ヘリが離着陸するにあたり、防災航空隊員や地元消防本部職員さんはたいへん気を
遣います。ヘリのダウンウォッシュで飛散したり転倒するおそれがあるものはないか、部外者が離着陸場内に
進入しないかなどを常に注意しながら活動にあたるのです。
周囲に一般の駐車車両があれば、石が飛んで車にあたるかもしれないので移動をお願いし、傘をさしている方が
いれば風で飛ばされるおそれがあるので閉じてもらうよう依頼する。公園を利用する等の市民生活をできる限り
阻害することがないよう留意しつつも、航空機が安全に運行できるよう、さらに、第三者の身体や財産に危害が
加わることのないよう細心の注意をはらって活動を行っているのです。


“防災ヘリを撮影するにあたり”

さて、我々は愛知県防災航空隊の撮影を行い、映像や写真を資料として提供する活動をしています。
別に県職員というわけではなく、趣味の延長での活動であり、ひょんなことから防災航空隊サポーターとして活動
を行うことになり、かれこれ数年このような活動を行っています。防災航空隊は少数精鋭の組織。検証等を行う
ために写真や映像が必要であるが、十分な撮影を行うだけの余剰人員はいない。そのため我々が撮影のお手伝いを
させて頂いているのです。

防災航空隊員は職業として、公の活動として訓練等を行っています。そのような場所に足を踏み入れることとなる
我々がまず留意しなければならないこと、それは「我々がいることにより航空隊員の仕事を増やしてはならない」
こと。撮影を行う我々の安全を確保するために航空隊員や地元消防職員が動くということはあってはならないの
です。そのためには撮影を行う我々にも、航空隊員と同じ安全意識が必要となります。


“安全意識”

安全管理の第一歩は個人用保護具(PPE)の適切な装着です。

260406-1.jpg
我々が訓練会場にお邪魔する際は、保安帽(ヘルメット)、ゴーグル、手袋、安全靴の着用を必須とし、夏場でも
半袖は着用せず、長袖を着用します。また、夜間離着陸訓練の際は反射ベスト(黄色帯)を着用することとして
います。航空機を撮影するにあたり、このような格好をしている方というのは我々以外にいらっしゃるでしょうか。
「消防職員でもないものが大げさな…」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、先述のとおり、撮影を行う市民
たる我々のために消防活動を行う方々の仕事を増やすわけにはいかないのです。何かあってからでは遅いし、何か
あれば防災航空隊や地元消防本部に多大なる迷惑をかけることとなるのです。。。
危険は確実に排除し、大きな備えをして何もないのが一番。本業でも地元消防団員として活動するときでも
このような安全意識をもって活動している私のこだわりでもあります。
そしてこれが“ADPC SUPPORTERS”のスタイル。ご理解頂けると幸いです。

260406-2.jpg
奥に写る緑色の服を着たのが私。
活動隊員のある程度近くまで接近しているが、これはあくまでも許可を得た上で、さらに安全な場所であるため。
保安装備を着用しているからといって機体に近づくわけではなく、むしろ一般の場合より遠ざかる場合もある。
撮影を行っていると、「もっと近づけばいいものが撮れる」という思いが生まれがちですが、機体に近づくという
ことはそれだけ危険が増すということ。
保安装備を着用することは、全然確保の意味はもちろんのこと、心のブレーキをかける効果もあると感じます。

260406-3.jpg
また、ヘリと撮影者の位置関係も安全に大きく影響します。
詳細はまた今度述べますが、距離は数十メートルは必要ですし、機体の正面及び3時方向以後に入らない、着陸
進入経路上に立ち入らないなど、さまざまな安全に関する約束事があり、一般の方が知ることがあまりない約束事
も多くあります。地上の安全管理を行う航空隊員が、周囲の方々にやむを得ず立ち位置の変更等をお願いする場合が
ありますが、これはすべて安全のため。自分では気づかない危険な行為をしているのですから、しっかり指示を聞く
ことが必要です。

数年前のある大規模訓練には、多くの航空機愛好家が場外離着陸場周辺に集いました。
中には着陸進入経路直下に位置する方もいらっしゃいました。
安全確保のため地上の航空隊員が位置の変更をお願いしたところ、「わたしゃ全国飛び回って撮影している。そんな
こと言われなくてもわかってる」という返事が返ってきました・・・とても残念なことです。


“安全は積極的に獲得する”

安全は自然現象ではありません。
その場に居合わせた人が意識し、行動し、危険に繋がる要因を徹底的に排除してこそ得られるものなのです。

一般の消防隊員が防災ヘリに登場する際、活動服に装着されている階級章を外すことを航空隊員は指示します。
あの5センチ程度の大きさしかない階級章でも、万が一活動中上空で外れ、エンジンに吸い込まれれば大事故に
繋がるためです。
一般の人には「そんなことまで…」と思うことでも、防災ヘリ関係者は気を遣って活動しているのです。
防災ヘリに興味があり、撮影をしたいという皆さんも、ちょっと「安全」に関する意識をもってみませんか?
我々のような重装備をするということではありませんが、まずは次の点に留意して頂ければと思います。


1.場外離着陸場は管理された空港とは違う。様々な危険が潜んでいることを認識する。

2.飛散するおそれのある帽子等を着用しない。また、紙類や袋などは飛散防止に十分注意する。

3.航空隊員、その他消防職員の指示には従う。


長文になってしまいました。
細かい話はまた随時UPしていくつもりです。
まずは「安全」をしっかり確保したうえで、いい撮影をしていきましょう!
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